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三洋、ヘッドホン型の音楽プレーヤーを発表――直径32mm大口径ドライバーユニットで重低音を再生


2000年6月26日

三洋電機(株)は23日、ヘッドホン型のデジタル音楽プレーヤー『SSP-HP7』を発表した。電子回路や電池など全てのパーツをヘッドホン内部に収め、ケーブルレスで音楽を楽しめる。また、スピーカーに直径32mm大口径ドライバーユニットを搭載し、耳元をすっぽり覆うゴムパッドを採用するなど、重低音の再生に優れているという。4月に発売した『SSP-PD7』と同じく、マルチデコードシステムを採用し、記録メディアはMultiMediaCard(MMC)。発売は7月1日で、価格は3万7000円。

『SSP-HP7』。当初より、ストラップでぶらさげるタイプとヘッドホンタイプという商品展開で、開発を進めていたという。今後は2機種とも並売する
『SSP-HP7』。当初より、ストラップでぶらさげるタイプとヘッドホンタイプという商品展開で、開発を進めていたという。今後は2機種とも並売する



『SSP-HP7』は、黒を基調としたデザインで、後頭部にアームを回す“リア型”ヘッドホンタイプ。アームの中央部分が、関節のように折れ曲がる構造になっており、そこから2つに折り畳める。アーム自体の長さは調節できないが、頭の大きさにあわせて左右に広げることができる。一方、操作ボタンについて、右側ヘッドホンに再生/停止/スキップ操作と音量調節を行なうジョグスイッチを2個配置し、ちょうど耳元に手をあてて調節する格好になっている。音質の細かな調整はできないが、2段階のバスブーストが選択できる。

インターフェースはUSBで独自の小型のコネクターを採用する。パソコンとの接続には付属の専用ケーブルを利用する。『SSP-HP7』本体はディスプレーを装備しないが、USB接続時や電源ON時にはLEDが点灯するので動作を確認できる。左右のヘッドホンは、トップのつまみを押すと上蓋が外側に開く構造になっており、右耳側の内部にヘッドホンのMMCスロットが、左耳側の内部に電池の差しこみ口が用意されている。

アームを折り畳んだところ。ヘッドホンの右耳にMMCスロットを、左耳に電池の差しこみ口を用意する
アームを折り畳んだところ。ヘッドホンの右耳にMMCスロットを、左耳に電池の差しこみ口を用意する



対応するコーデック方式はAACとMP3。プログラマブルDSPチップを採用し、本体のファームウェアを書き換えることで、複数の圧縮形式のデータを再生することもできる。ビットレートは128/96/78/64kbpsの4段階。本体には32MBのMMCが1枚付属するが、これに記録できる時間は、64kbpsの場合で約60分、128kbpsの場合で約30分となっている。

『SSP-HP7』の装着イメージ
『SSP-HP7』の装着イメージ



同梱する音楽再生・管理ソフトは、同社が米リキッドオーディオ社と共同で開発した『Liquid Player for SANYO』。CDをAAC形式に圧縮するエンコード機能、AACやMP3形式のデータを管理・再生するデータベース機能、プレーヤー本体にデータを転送する機能を持つ。エイベックスグループの“@MUSIC(アットミュージック)”など、音楽配信方式としてLiquid Audioを、コーデック方式としてAAC/MP3を利用した音楽配信サイトからダウンロードした音楽を管理・再生することも可能だ。

なお、同ソフトはリキッドオーディオが開発したSDMI準拠*の著作権保護技術“SP3(Secure Portable Player Platform)”を採用する。同時に3台のプレーヤーに転送でき、転送したデータはそのプレーヤーでしか再生できない仕組みになっている。

*SDMI:Secure Digital Music Initiativeの略。レコード会社やデジタル機器メーカー100社以上が加盟する、デジタル音楽の著作権保護に関する業界団体

電源は単4アルカリ乾電池×2で、連続再生時間は約10時間。対応OSはWindows 98のみ。年内にはWindows 2000およびMacintoshにも対応する予定という。サイズは折り畳み時で、幅110×奥行き96×高さ83.5mm、重さ158g(電池とメディア込み)。

(編集部 伊藤咲子)


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「汎用連想計算エンジン(GETA)」は、情報処理振興事業協会(IPA)が実施した「独創的情報技術育成事業」の研究成果です。



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