ニュース / ソフトウェア
【スクープ】これが「Windows XP」だ!? 〜 噂のシリーズまたしても続行
2001年2月7日
Windows XP、その他に関する確認情報
米国Microsoftは2月5日、Windows 2000後継OS(開発コード名「Windows Whistler」)を「Windows XP」と呼び、次期Office(開発コード名「Office 10」)を「Office XP」と呼ぶことを正式に発表した。この発表については、「【緊急速報】次期Windowsの正式名称は「Windows XP」! 〜噂のシリーズ、遂に決着」でお知らせした。
Windows XPとOffice XPは、2001年中に出荷される予定だが、特にOffice XPの開発は順調に進み、ベータ版は、ベータ2(Build 2202)の配布以降、リリース候補版である「Release Candidate Rrefresh(Build 2317)」まで進んでいると言われているので、今年半ばにも登場するだろう。
問題のWindows XPだが、PersonalとProfessionalが年内、各種Serverはその数ヶ月後に出荷される予定だ。そして、Windows XPのベータ2は、2月中にテスター向けに配布が行なわれる予定と言われている。私が確認した最新のベータ版は「Beta 2 Release Candidate 3(Build 2419)」であるが、ベータ2で、大幅にGUIの変更が行なわれるのではないかと言われている。
 |
Windows XP(開発コード「Windows Whistler」Professional)Build 2416のデスクトップ。Internet Explorer 6.0やMedia Player 8.0、DirectX 8.0、MSN Explorerを標準搭載。スタートメニューのデザインが変更され、現在のデザインと切り換えて使用可能。 |
その他、Windows XP標準搭載予定の「Internet Explorer 6」の開発も順調で、Windows XPに搭載のビルドは「Build 2419」が確認されている。Internet Explorer 6は、単体でのリリースが行なわれないのではないかと噂されていたが、単体でのベータ1の配布も行なわれている。このベータ1の最新ビルドは「Build 2403」を確認している。このビルドは、インターネットに流出して騒がれたものだ。
 |
Internet Explorer 6.0(Build 2401)。左側のペインでは、MSNBCのニュースバーとWindowsMedia.comから音楽を再生している。1枚のウィンドウの中で、複数のURLからの情報を表示可能になるところが大きな特徴と言える。 |
(深見 俊介)
Windows XP、その他に関する未確認情報
さて、今回問題となるのは、Windows XPの最新のデスクトップのスクリーンショットである。
前回のコラムでも書いたが、つい先日、最新バージョン「Windows CEMENT」なるWindowsが登場すると、インターネットで騒がれていた。しかし実は、これ単に「CE+Me+NT」を合体した名称で、セメントで固められたWindowsのパッケージ写真が掲載されたホームページまでできていたくらいだ。
これと同じスタンスで、かつてMicrosoftが「Linux」のディストリビューションを開発中だという噂があった。この時、米国Microsoftのサイトでは、Linuxの技術者を募集していたため、「もしかしたら」と思われたが、これもデマだった。下の画面は、この時作られていた「Microsoft Linux」のサイトのスクリーンショットである。
 |
どうやら、このパッケージは「Microsoft Linux Enterprise Edition」のものらしい。もちろん作り物ですね! Linuxの世界で有名な「GPL(General Public License)」を、「GPL(Gates Private License)」と言い換えていたのに、思わずニヤリ。 |
もうここまでくると、これを作った人間が、Microsoftを心底憎んでいるのか、本当は愛しているのか分からなくなる。何事でもそうだが、なにしろ何でもアリのインターネットである。どこまで信用できるかは、全く分からない。そこで「Windows XP」の登場だ!
 |
衝撃のスクープ画面! 「Windows XP」のデスクトップのスクリーンショット。しかし、どうやらニセモノくさい。 |
しかし素晴らしい完成度だ。右上の「Windows eXPerience 2001 Gold Edition」が気になる。右下には、「Built on Microsoft.NET Technology」とあり、ダイアログ内のメッセージもうまくできているが、「Built on Microsoft COM++ Technology」がどうもくさい。「COM++」とは何だろう? この画面、是非Microsoft社に完全否定していただきたい。そしたら、またニュースになるんだけどなぁ。
(深見 俊介)
Windows Blackcomb、その他に関する未確認情報
ついでにもう3枚いってみよう。下の画面は、真の「Microsoft.NET」版Windowsと言われる開発コード名「Blackcomb」のデスクトップだ。つまり、先日発表のあったWindows XPの後継版となるものだが、既にMicrosoft社内では開発が進んでいて、「Windows Blackcomb」(Build 351)がリリースされ、社外に流出したと騒がれもした。このBlackcombは、2002年以降にリリース予定と言われている。
 |
「Windows Blackcomb」のデスクトップ(と言われる)画面。こういった画面が、しばしばインターネットに流出して話題になる。一般に「Fake」と呼ばれるが、たま〜にホンモノだったりしてビックリする。左上の.NETアプリケーションの購読領域などは、なかなか仕掛けが細かい。 |
そして、またまたこれも噂だが、現在、Windows XPの次期バージョンが、Windows Blackcombと言われているけれど、実はその間に、もう1つ別のWindowsがリリースされると言うものだ。これもあるニュースグループで騒がれていた話で、発言者曰く「友人の女房がMicrosoftに勤めていて、その友人から聞いた」話なのだそうだ。いかにもありそうな話で、これももしかしたら本当かもしれない。
 |
これは現在開発中と言われている「Windows Me」のサービスパックである開発コード名「Tiger」のデスクトップ画面。これも嘘臭いなぁ。 |
今回は、尾ヒレが付いた噂の噂をまとめてみたが、もしかしたらホンモノが紛れこんでいるかもしれないし、これを見たMicrosoft社の人たちが、大笑いして完全否定してくれるかもしれません。しかし、Microsoftってホントに話題に事欠きませんね。
(深見 俊介)
|