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“カメラグランプリ 2006”は『ニコンD200』――『GR DIGITAL』が記者クラブ特別賞


2006年5月19日

カメラグランプリ 2006 実行委員会は19日、“カメラグランプリ 2006”を(株)ニコンの『ニコンD200』に決定したと発表した。昨年度の『コニカミノルタ α-7DIGITAL』に続き、デジタル一眼レフカメラが5年連続の受賞となる。

“カメラグランプリ 2006”
“カメラグランプリ 2006”に輝いた『ニコンD200』

“カメラグランプリ 2006”は、1年間に日本国内で発売されたスチルカメラの中から最も優れた機種を選び表彰するもので、カメラ記者クラブが主催し、カメラグランプリ実行委員会が運営する。選考委員は、カメラ記者クラブの会員、記者クラブ加盟雑誌の編集長もしくは代表者、実行委員が委託した学識経験者、カメラメカニズムライター、写真家などで構成され、今年度は49名が選考にあたったという。対象となった機種は、2005年4月1日から2006年3月31日までに発売された149機種。

『ニコンD200』の選考理由は、「プロだけでなくハイアマチュアを主要なターゲットにしたデジタル一眼レフながら、APS-Cサイズフォーマット初の10.2メガピクセル高画素CCDを採用。約0.15秒の高速起動や約50msのレリーズタイムラグ、5コマ/秒での連続撮影最大54コマの高速性能(画質モードNORMAL・画質サイズLの場合)、マルチCAM1000AFモジュールによる使い分け可能な高精度11点測距および7点則距ワイドエリアAFシステムなど、上位機種を上回るほどの高性能を搭載した。
 また、また、デジタル一眼レフカメラとしての新機軸だけではなく、防塵・防滴構造採用のマグネシウムボディや耐久10万回のシャッター、視野率約95%で約0.94倍のガラスプリズム採用高倍率ファインダー、見やすい広視野角2.5型背面液晶やクラス最大の大型上面表示パネルの採用、残量・劣化度が確認できる大容量リチウムイオンバッテリーの使用など、カメラとしての完成度の高さを持ち、性能、価格、デザインなどあらゆる点で、非常にまとまりのよいカメラといえる。
 さらに、

  • 水平垂直2方向ローパスフィルター採用による高解像とモアレ抑制
  • CCDセンサーの多チャンネル読み出しと画像処理の高速化技術の確立
  • 3D-RGBマルチパターン測光IIによる正確な露出決定
  • 白飛びしにくく最新のトレンドを加味したメリハリのある絵作り
  • 仕上がり設定をはじめ画質設定の豊富さと容易な操作性
  • ワイヤレスでクローズアップスピードライト撮影を容易に可能にした点
  • 従来レンズへの対応など、広範なニッコールレンズユーザーへの対応

など、プロやハイアマチュアのみならず、デジタル一眼レフのエントリーユーザーにも手が届きやすい操作性と価格を備えたカメラとして、写真文化の普及に広く貢献するカメラであると評価された」こと。

『GR DIGITAL』
『GR DIGITAL』(リコー)
『Zeiss Icon』
『Zeiss Icon』(コシナ)
“カメラ記者クラブ特別賞”

“カメラ記者クラブ特別賞”は、(株)リコーのコンパクトデジタルカメラ『GR DIGITAL』と、(株)コシナの35mmフィルムを利用するレンジファインダー『Zeiss Icon』が受賞した。“カメラ記者クラブ特別賞”は、グランプリの決定後に、大衆性/話題性/先進性で特に優れた製品と認められた製品を対象に、カメラ記者クラブ会員の合議で選ばれるもの。

『GR DIGITAL』の選考理由は「高画質フィルムカメラとして評価されたGRシリーズを継承したデジタルカメラとして、高解像度や歪曲特性、ボケ味などを意識し7枚の絞り羽根を備えた 35ミリ判カメラ換算28ミリ相当のGR レンズを搭載するなど高画質を追求し、マグネシウム合金による堅牢な高品位なボディ、見やすい外付け光学ファインダーや各種アクセサリーの用意などの趣味性をも兼ね備え、独自の思想を体現したカメラといえる。
 さらに、

  • 収納時に光学系の一部を鏡胴外に移動させるリトラクティングレンズシステム。
  • 輪郭強調と彩度強調を過度に行わないGRエンジンの自然で巧みな絵作り。
  • 各種カスタマイズ受付など、安心して使い続けられる企業サポート。

など、数年で陳腐化しがちなデジタルコンパクトカメラのなかにあっても、所有する喜びと使う喜びを永く与え続けてくれるであろうカメラとしても評価された」こと。

『Zeiss Icon』の選考理由は、「デジタルカメラが主流となりつつあるなかで、あえてレンジファインダーのフィルムカメラとして開発され、高精度な距離計とAE機能を搭載した現代的で使いやすいカメラとして、往年の銘ブランドの単なる復刻にとどまらない高度な作り込みがなされた点が高く評価された」ことなど。

なお、“カメラグランプリ2006 贈呈式”は“写真の日”の6月1日に行なわれる。

(編集部)


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