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【フォトキナ 2006 Vol.3】オリンパスは、欧州限定の世界最軽量一眼レフや、ヒノキでできた木製デジカメを展示


2006年9月27日

ドイツのケルンで、26日から10月1日(現地時間)まで開催中の“Photokina 2006”の会場では、オリンパスイメージング(株)が、本体重量が357gと、デジタル一眼レフ(DSLR)としては世界最軽量を誇る『E-400』などを展示している。

『E-400』は、片手でも撮影ができるほど軽量だ

欧州市場で11月に発売される予定で、本体価格は849ユーロ(約12万7000円)となる見通し。同製品は欧州だけで発売されるもので、日本で販売する予定はいまのところないという。また、2003年に発売されたプロ用の最上位機種『E-1』の後継となる機種のモックアップも公開された。発売時期などは未定。このほか、木材を圧縮成型したカバーを採用したデジタルカメラのコンセプト・モデルも公開されている。



世界最軽量のデジタル一眼レフ機『E-400』

『E-400』は、有効1000万画素クラスのCCDを搭載しているものの、サイズは幅129.5×奥行き53×高さ91mmと小さく、上述のように重量も世界最軽量クラス。この軽量/コンパクトが最大のセールスポイントである。日本での発売予定がない理由は「生産能力の限界から、すべての市場では発売できないため、まずオリンパスのシェアが高い欧州をターゲットにしたため」(オリンパス広報部)だという。また、『E-400』用の2本のレンズ『ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6』(重さ190g、サイズは直径65.5×長さ61mm)と『ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6』(重さ220g、サイズは直径65.5×長さ72mm)も同時発表されている。

背面の液晶ディスプレーには2.5インチのハイパークリスタルパネルを搭載。
標準レンズの『ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6』を装着したところ
左にある『ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6』は、焦点距離150mmの望遠レンズだが、全長は、標準レンズと比べて9mm長いだけである


話題の木製デジカメは、残念ながら故障中

ブースでは、オリンパスが開発した“木材の三次元圧縮成形加工技術”で成型したボディーを装着した、コンパクトデジタルカメラも展示されていた。この技術は、比重0.4〜0.5のヒノキ材を2.5倍以上の密度に圧縮し、比重を1.0超とすることで、電子機器などの外装/筐体に使用できる木材を作り出すものだ。ポリカーボネートやABS樹脂を超える硬度を実現できるという。展示されていたサンプルは、実際に撮影することが可能で、フォトキナが開幕した26日の午前中までは作動していたというが、取材時には、残念ながら故障中だった。

金色のカバーをスライドさせるとレンズが現われ、カメラが作動する
背面には、液晶画面と操作ボタンがある。故障のため、残念ながら何も表示されなかった


E-システムの第2章を飾る、フラッグシップ機の展示も

また、ブース内では、モックアップながら、同社の最上位機種『E-1』の後継機種も公開された。E-1は同社のフラグシップ機という位置付けであるが、2003年の発売以来、長らくモデルチェンジが行なわれてこなかった。展示会場での仮の名称は『E-P1』となっているが、仕様の詳細は未定。

オリンパスは25日に発表したリリースの中で、従来の一眼レフシステムを“E-システムの第1章”と定義づけ、このE-P1で、E-システムの第2章が始まるとしている。同社ではオリンパス E-システム対応の交換レンズやアクセサリー類を今後も充実させていく予定だ。

E-1後継機種のモックアップ。ずんぐりとした印象だが、全体に滑らかなフォルム。デザインは、これが最終決定という
E-1では、右側にあったダイヤル類がなくなり、持ちやすくなった
ボディーの左側も、レンズを中央に配置することで、グリップしやすくなった
現在のフラグシップ機であるE-1も展示されていた。ちなみに、このE-1の持ち主は、世界的に有名な写真家ヘルムート・ニュートン氏である

(安藤怜)


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